KVMでブリッジ。ああ、そうか。
さて、KVMの引き戻しをしていて、
「ああ、そうだ、virbr0を外すんだった。」
と、本ブログの【Fedora17にアップしたので】を見ていて、ふと思った。
「ん? これってブリッジを用意してくれてるって事だよね。」
ググってみると、Fedoraでブリッジ設定をしようとすると、NetworkManagerが悪さをするのでサービスを停止させ、古いnetworkサービスを開始する必要があるとの記述が散見される。これが、原因かなぁと思って、諦めていたのだが、ifconfigで表示される、このvirbr0は、間違いなくブリッジじゃないのか?
macvtapを使用するから必要ないと削除していたのだが、ブリッジにしないと使い辛い問題があった。
macvtapではホストとゲストで通信できない。ホストとゲストは、別のIPアドレスが割り振られているが、ゲスト上で、ホストのIPアドレスを指定しても、ルーティングしてくれないのだ。
この問題は仮想ブリッジを使えば解決する。その為に、NetworkManager下で、わざわざブリッジを作っているのがvirbr0という訳か。
試しに、仮想マシンのNIC設定を変更してみる。
以前の設定は、
ソースデバイス: ホストデバイス em1 : macvtap
デバイスモデル: ハイパーバイザーのデフォルト
Source code: Bridge
であったのを
ソースデバイス: 共有デバイスを指定
ブリッジ名: virbr0
デバイスモデル: ハイパーバイザーのデフォルト
に変更して、仮想マシンを起動。Windowsが立ち上がったら、ホストのIPアドレスにpingをうってみる。
「あっ、届いた!」
ならばと、ホスト側でSambaをセットアップ。ほう、Fedora18からSamba4なんだ。
あら? Sambaが吸い込めない。また依存関係エラーか。とりあえず、引っ掛ったモジュールをyumで見てみると、@anacondaから?
yumで削除とインストールしてやると、fedoraリポジトリから正常に吸い込んだので、再度、Sambaをインストール。正常にインストール出来たのでサービスを登録した。
# yum -y install samba samba-client # systemctl start smb.service # systemctl start nmb.service # systemctl enable smb.service # systemctl enable nmb.service
で、GUIのSamba設定もインストールしたのだが、今度は、ユーザ追加が動かない。またですか、Fedoraさん!
仕方がないので、smbpasswdコマンドでユーザを追加する。
# smbpasswd -a 追加するSambaユーザ名 Sambaパスワードの入力
その他は、GUIのSamba設定が使えたので設定して、ゲストのWindows側からアクセスしてみると、ちゃんと、共有ディレクトリが見れるではないか!。
という事で、ブリッジの問題は片付いた。
それにしても、何かと手間がかかるんだよなぁ。(^-^;
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