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2013/03/30

やっとICカードの相互利用開始。だが・・・

やっと、全国のICカードの相互利用が開始されました。

関西では、PiTaPaしか使えなかった私鉄でICOCA(Suica)が使えるようになり、かなり便利になりそうです。特に、現状、お財布携帯で利用できるのがMobile Suicaだけなので、これが全私鉄で使えるのは、大きいですね。これで、JRと私鉄で別のICカードを持つ必要がなくなります。

また、関西圏以外から来られる方にとっても、いつも使っているICカードを利用出きるようになり、利便性が大きく改善されるのでは?

しかし、この流れに乗り遅れた交通機関があります。京都市営バス、いわゆる市バスです。

この市バス、基本的に大赤字で、毎年、京都市から多額の補助金で穴埋めしている状況です。
なので、各バスにICカードの読み取り器を取り付ける予算が無いとかで、PiTaPa(関東圏のPASMOにあたるもの)にも対応せず、かなり使い難い交通機関でありました。
そうこうしている内に、ICカードの相互利用が開始されてしまい、ますます他の交通機関との差がひらいてしまう結果となりました。

何といっても、同じ京都市営地下鉄は(乗り入れしている近鉄と関係もあってか)、ICカードの相互利用に対応してしまったので、「同じ京都市営なのに、なぜ使用できない!」と、ますます市バスを敬遠する人が出てくるのではと思います。(私も、選択肢が他にない場合以外は、乗りたいとは思わない。)

さすがに批判が多かったのか、焦った京都市交通局は、2014年度中に市バスのICカード対応を行うと表明したようですが、今までの事を考えると、「2015年3月末で不完全ながら対応。」てな事になって、「○○というICカード以外は使えません。」とか言っていそうな気がします。

そもそも、京都は観光で来られる方が多く、地下鉄網が貧弱なので、市内の移動にはバスを利用しようと考える人が多いはず。ICカードの相互利用が出来れば、「お手持ちのカードで乗車できます!」と謳って、利用客UPにもつなげるチャンスなので、本来なら率先して導入してもらいたい所ですが、この始末です。通勤で使わざるをえない私などは、経路に市バスが挟まるだけで気が重くなります。


ホームページを見ると「マイカーをやめて、エコな市バスに!」なんて謳っているようですが、交通機関はサービス業であり、サービスの質が悪ければ使ってもらえないのは自明ではないでしょうか?

例えば、

  • 各鉄道(市営地下鉄含む)の主要駅にバス停があるのに、その鉄道のダイヤを無視した時間表で運行されており、吹き晒しのバス停で長時間待たされた。
  • 最終電車で駅に到着したら、とうの昔にバスは運行を終えており、結局タクシーに乗るしかなかった。
  • 大学の入試があったのか、バス停には人集りが出来ているが、臨時ダイアが組まれず、なかなかバスに乗れない。乗ってみると、すし詰めで気分が悪くなった。

京都市民なら、こういった経験が、あるのではないでしょうか。

こういった事が、「少し、お金がかかってもマイカーやタクシーで行く方がよい。」という判断につながっているように思います。実際、京都に観光で来られる方に、「市バスは、お勧め出来ないです。」と言った経験が、一度や二度、いやもっと沢山あるのではないでしょうか?

こうゆうのを、知恵を出して解決するのが経営手腕なんじゃないかとも思うののですが。

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