« IISかぁ | トップページ | やっとICカードの相互利用開始。だが・・・ »

2013/03/27

Fedora18にタスクバー(Tint2)

Gnome3にはタスクバーがない。アクティビティをクリックしてサブネイル画面で選択するから必要ないからと考えたからだろうが、Gnome2から使ってきた者としては、これが鬱陶しい。

もちろん、使い方は人それぞれなので、「Gnome3のUIは素晴らしい!」という人もいるかもしれない。だが、多くの人が、「使い辛いなぁ」と思っているのではないか?

タスクバーに限らず、Gnome3はデフォルトでは、最大化、最小化のボタンもない。

最大化については、

  • タイトルバーのダブルクリックで可能。

  • 「Drag-to-snap」(ウィンドウのタイトルバーを画面端にドラッグする操作) で可能。

との理由らしい。

個人的には、タイトルバーのダブルクリックは納得できる。ボタンより広い領域がクリック範囲になるので、使い勝手が良い。「Drag-to-snap」は好きではない。下にあるウインドウを見たいのでドラッグすると、いきなり勝手に最大化されて、非常に鬱陶しいのだ。いわゆる「大きなお世話」機能の一つだという印象しかない。

下にあるウインドウを見たい場合、最も単純な方法は、上にあるウインドウを「最小化」する事だが、Gnome3のデフォルトでは、この最小化ボタンもない。Gnome3の開発者は、「仮想デスクトップを利用することで解決可能。」という理由で、最小化ボタンを廃止したらしい。

つまり、「仮想デスクトップを利用すれば、そもそもウインドウが重なる事はない。」という事であろうか? ウインドウ毎に仮想デスクトップを移動する? それとも、下のウインドウをトップに持ってくるために、「アクティビティ」をクリックし、サブネイルから見たいウインドウを探して、クリックする? 最小化ボタン一発で済む作業の為に、そんな鬱陶しい事をするのか?

という事で、キーワードは「鬱陶しい」。何かにつけて、Gnome3は鬱陶しいのだ。

Gnome3の開発者は「新しいインターフェース」を標榜して設計したというが、どう見ても、ユーザの使い易さより、見た目のインパクトに重点を置いた、いわゆる「虚仮威し」のような気がする。「どうだ、凄いだろう!」と言いたかっただけで、使う人の事を考えていないように思えて仕方がない。しかも、この点を批判されると、

「gnome-tweak-tool等を使えば、最小化/最大化ボタンは、いつでも復活できる。」

なんて事を言っている。「戻したい人は、戻せばいいじゃん」という話ではない。多くの人がボタン復活させているとしたら、「ボタンを廃止」という設計方針自体が間違っているという事にならないか?


文句ばかり言っていても始まらないので、Gnome3のカスタマイズをすることになる。カスタマイズする上で、まず、前述のgnome-tweak-toolは必須であろう。このツールで、最小化/最大化ボタンだけでなく、デスクトップにファイルを置けるようになる。これで、お馴染みのhomeディレクトリやゴミ箱が使えるようになる。また、外付けHDD/USBもマウントされると表示されるので、使い勝手が良くなる。私は、最小化ボタンのみ復活させている。gnome-tweak-toolのインストールはyumで行える。

# yum install gnome-tweak-tool

最小化ボタンにより、最小化したウインドウを元に戻したい場合、デフォルトのGnome3では、「アクティビティ」をクリックし、表示されたサブネイルから最小化しているウインドウ(サブネイル表示には、開いた状態のウインドウが表示される)を探してクリックする事になる。

これも鬱陶しいので、タスクバーを使いたい。Gnome-shell Extensionsを探すと、いくつかタスクバーがあるのだが、私は、Tint2を使っている。

これも、Fedoraのリポジトリに入っているので、インストールしてやる。GUI側のソフトウェアの追加と削除を使った方が検索が楽なので、

  • 「アクティビティ」

  • 「アプリケーション」(Fedora18では、左に表示されるランチャーの一番下にある「アプリケーションの表示」をクリックする)

  • 「システムツール」(画面の右側のメニューより選択)

  • 「ソフトウェア」

の順に選択していき、表示されたアプリの検索で「tint2」を検索する。tint2とtintwizardのパッケージが表示されるので、これを選択してインストールする。yumでやるなら、

# yum install tint2 tintwizard

となる。

ただ、これだとインストールされるだけで、タスクバーが表示されないので、tint2を起動してやらなければならない。毎回、ALT+F2でコマンド入力を出して"tint2"と打ってもよいのだが、やはりGnome鼓動時に自動起動させたいところである。この設定は、アクティビティからのメニューを辿っても行えない。

ALT+F2でコマンド入力を出して、gnome-session-propertiesコマンドを実行させる。これで、「自動機能するアプリケーションの設定」ウインドウが出る。「自動機能するプログラム」タブで追加ボタンを押し、表示されるダイアログのコマンドに"tint2"を入力する。名前と説明は適当なものでよい。追加出来たら、Gnomeを再起動すれば画面下にタスクバーが表示される。

タスクバーのカスタマイズは、tintwizardで行える。こっちは、「アクティビティ」→「アプリケーション」→「アクセサリ」に入っている。

これで、多少は、鬱陶しさから開放されるだろうか。

|

« IISかぁ | トップページ | やっとICカードの相互利用開始。だが・・・ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/62500/57045099

この記事へのトラックバック一覧です: Fedora18にタスクバー(Tint2):

» そしてGNOMEは・・・ [Lynxの迷走(瞑想?)]
もう一つ、Fedora25の問題点、 tweak-toolで設定しても、デスクト [続きを読む]

受信: 2016/11/27 13:06

« IISかぁ | トップページ | やっとICカードの相互利用開始。だが・・・ »